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FP(ファイナンシャルプランナー)技能士試験 3級に、一週間(6日)で受かる方法。



これはまったくFPを仕事に生かす目的がない人間(私)が、6日間でFPの3級試験に望んだ際の記録です。

永遠に終わらないように思えた自分の博士論文を書いているとき、一番思っていたのは、早くこの論文を終わらせて今とは全く違う勉強がしたい、ということ。その勉強は、やればやるだけ結果がでて、点数や合格証を貰えるようなもの。とくに博論が佳境にはいって、でもオリンピックも観なきゃいけないし、夏だから光合成もしなきゃいけないし、そういうのも必死の思い出我慢していた博論提出1ヶ月前の8月などは、早くこの博論を終わらせて、何か語学の勉強をしたくて仕方がなかったのです。


晴れて博論を提出し、ディフェンス(口頭試問)も終わった2013年12月、考えついたのがファイナンシャルプランナー3級を受けること。


これから保険や資金運用について真剣に考慮しなければいけない年になったこともそうだけど、前から確定申告をしたりするなかで、完全に仕組みを理解せずに規定通りに書類を整理しながら、まるでだましだまし作業しているような、居心地の悪い感じを覚えていました。


実際、ファイナンシャルプランナーの勉強は、非常に面白かった、受けてよかったというのが今終わっての感想です。遺言の仕組み、相続、不動産、都市計画に関して自分が全く知らなかったことを知れたり、昔(今はなき)リーマン・ブラザーズでバイトをしていたときに聞いた投資に関する専門用語の意味を、今更ながら理解したり。他にも、所得税や住民税の控除や年金システムについて学べたのはとても良かった。こういう風に検定試験の勉強をやることで、一生懸命覚えようとするし、覚えたらそれがちゃんと試験にでて、◎が貰える、というのも、高校生ぶりのような気がして非常に楽しかった。


ファイナンシャルプランナーの試験があったのは、2週間後に国際学会での発表、3週間後に博論修正版最終提出(製本)を控えていて、物理的にも精神的にも割と追いつめられている時期でした。

そのため、私が元々立てた予定は、試験一週間前の月から金の5日間で試験範囲をすべて終わらせ、そのあと実技対策と試験問題を解くというもの。そのため、平日FP対策に時間を裂くのは2時間以下とはっきり定め、その間はものすごく集中して取り組むことを誓いました。


ちなみに使ったテキストはこの本、『スッキリわかるFP技能士3級』。

スッキリわかるFP技能士3級 (スッキリわかるシリーズ)スッキリわかるFP技能士3級 (スッキリわかるシリーズ)


大事な部分が本当に「すっきり」まとまっていて、これ一冊しっかりやれば十分だと思います。

確認問題で実際の過去問が使われていて、2−3ページのまとめを読んでポイントを覚えると、その覚えたままの知識を問う問題が出てくるので、身に付いた感を得ることができ、モチベーションの維持にも最適です。もう一冊、より詳しく知りたいときに備え、厚めの用語集や問題集を買ってもいいかもしれませんが、1週間で受かりたい人や、とりあえず3級だけ受けたいと考えている人にはお勧めしません。

同様のFPテキストではたとえば、パーフェクトFP技能士3級対策問題集 学科編最短合格3級FP技能士〈’12‐’13年版〉がありますが、前者は学科と実技が分かれているのでもう一冊買わなければならず、後者は「スッキリ」の2/3の分量なので、さすがにもう少し勉強した方がいい気がします。ただ好みが分かれるところだと思うので、実際に書店で手に取って比べて、自分が一番取り組みやすそうと思うものを一冊だけ選ぶことをお勧めします。たくさんのものに手を出すよりも、一冊よくまとまっているものを選んで、しっかり取り組むことが大事です。


私が最初に立てた勉強の予定は以下の通り。

月曜日:.薀ぅ侫廛薀鵐縫鵐阿隼餠盞弉
火曜日:▲螢好管理、6睛算饂
水曜日:ぅ織奪スプランニング
木曜日:ド堝飴此↓α蠡
金曜日:実技対策、過去問実践
土曜日:見直し


実際かけた時間は、
月:1時間45分
火:1時間15分
水:1時間55分
木:1時間40分
金:4時間
土:3時間

という感じです。

元々土曜日は、式場めぐりが3件も予定に入っていたので、夜見直しするのが精一杯だろうなあと思っていました。

実際この通り進んだかというとそうでもなく、水曜日に恋人と大喧嘩してぐずぐず泣いたり嘆いたりしていたらいすべて終わらず、結局すべての試験範囲を終わらせたのは金曜日の夜でした。この日は学科の過去問を2回分解き、結果は44点と38点。36点が合格点だったので焦りました。でも、間違えたところをもう一度見直せばその分はちゃんと覚えるので、次は大丈夫だろうと自分に言い聞かせて。

土曜日の夜に実技対策として過去問を学科と実技1回分ずつ解きました。学科は48点、実技は85点とれたので、このままいけば大丈夫だろうと思い、見直しして寝ました。実技の練習は過去問を解いただけで他は何もしてないけれど、形式にだけ慣れれば、あとは学科の範囲で学んだことがしっかり頭に入っていればできると思います。


当日は青山学院大学(高等部は我が母校!)で試験を受けました。
学科は120分、実技は60分なのですが、どちらも20分以内に全部解き終わります。
周りの人も、30分くらいで終わっている人が結構いた模様。試験時間は絶対余るとおもいます。
自己採点したら、学科は44点(60満点中36点以上合格)、実技は90点(100点満点中60点以上合格)。学科ではつまらないところで間違ってしまった問題が3つあって、あとで見直して自己嫌悪。

FP3級は学科/実技とも6割以上取ると合格なのですが、私はどっちも8割とれればいいなあと思っていました。なぜかというと、6割とってもできた!ていう気がしないけど、8割越えていると割と手応えがあって自分自身が気持ちいいから。実技はできたけど、学科はあともう少し足りなかったので、それは残念でした。最後の詰めがちょっと甘かったなと思います。

月曜日に勉強始めたときは、「私なんでこの忙しい時期にこんなの申し込んじゃったかなあ」と思ったけど、終わってみたら案外気持ちよくて、ああ、受けてよかったなと思ったよ。本当に勉強になったし、なによりやっぱり何かに向けて勉強して、採点して結果がでるものに接するのが久しぶりで、とても新鮮だった。

ちなみに、元々どれくらいの知識を持っていたかというと、おそらく一般的なレベルだと思います。自分で確定申告はしたことがあるものの、書いたようにそれほどすべて理解して作業していたわけでもないし、大学でも大学院でも歴史や国際関係を専攻していたので、特に詳しいことは何もなかった。ただ、高校生に対して大学受験の現代社会などは指導した経験があるので、高校生レベルの社会科目に出てきそうな範囲(公定歩合とか預金準備率とか)についてはちょっと人より確実に覚えている部分があったかなあ、程度です。


次は、以前取った韓国語能力試験(最高級)も効力が切れて来てるから、今年の6月にハングル検定とろうと思います。まずは2級の問題集をやってカンを取り戻し、6月に一発1級合格を狙う!と目標を立てました。ハングル検定1級持ってると、通訳案内士(韓国語)の筆記が免除になるらしいので、将来的にはそれも考えてもいいかな。本気でTOEICもそろそろ受け直さないと(前回受けたのは2009年の終わりだから)。色彩検定とか、食生活アドバイザーとかもやりたいなあ。


何事も目標があると楽しく勉強できるものです。やってるときは結構辛いし、投げ出したくなるけど、それでも受かってちょっとするとまたなにかやりたくなる。
これを私は「100キロハイクシンドローム」(*)と呼んでいます。



(*)早稲田大学精神高揚会が毎年開催している早稲田本庄から西早稲田キャンパスの大隈講堂まで100キロちょっとを2日間で歩くという意味の分からない鬼畜イベント。毎年一日目の夜中、なかなか抜けられない埼玉県を歩いている際に(いわゆるナイトハイク中)、「なぜ私はここにいるのだろう」という哲学的疑問がふつふつと沸き上がり、参加したことを深く後悔しているはずなのに、何故か毎年春になると「今年こそは閉会式に間に合う!」等の目標まで立てだして、つい申し込んでしまうという不思議な症状が起こる。

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