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東京を手に入れたくて
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自転車を買ったのである。
tokyobikeのBISOU 26。


色はブルーグレー。
明け方の空や、台風のあとや、色んな空のいつもどこかにあるような色。
ネットで見ていたときは鮮やかな赤や、濃紺や、ビリジアングリーンに惹かれていたのだけど、実際に乗った時に、私の顔と服にこのぼーっとした微妙なグレーブルーがうまくマッチした気がした。
陽が毎日板橋区から代々木まで自転車で通勤しているのを聞いて、自転車を持ったら自分の行動範囲が飛躍的に広がるのではないか、と思って根津にあるtokyobikeのギャラリーに行ったりしていたのだ。

2週間前の水曜日の夜、突然思い立ってOSHMANSに電話したら、10月10日まで自転車の10%オフをやっているとのこと。原宿まで山手線で飛ばして、メンテナンス済の自転車を受け取って、その場で鍵とライトを買って、そのまま代々木、新宿、外苑前、神宮、青山、表参道まで散歩した。
次の日は六本木まで。夜10時発、3時くらいまで色んなところを寄り道しながら走った。
それからも都内で雨じゃなかったら、どこでも自転車で行ってる。
夜のお仕事場を探すために、10キロ以上走ったりもした。
夜の東京はいい。ときどき正体不明になった酔っぱらいの集団や、寄り添って道ばたで寝ている妙齢のカップルや、同じように自転車で夜をすっとばす同世代くらいの男の人(みごとに女の自転車乗りは少ない)に会う。いつもは混んでいる道も、夜走るときはとても自由だ。

先月末は研究協力者としてお手伝いしている日韓の高等教育プロジェクトで、市ヶ谷の私立高等教育研究所で会議があったので、早稲田から市ヶ谷まで歩いた。自転車だったら15分くらいつける場所。歩くのもとても好きだけど、それに自転車が加わると、私の放浪癖は加速する。今までもっていたバックパックにもういっこ慎重して新しいバックパックを買った。スカートは前より履かなくなった。


自転車を手に入れて、私は新しい東京を手に入れた。
こぎ出したときの一漕ぎ目がすごく軽くて、ぐんと加速するのは、今まで乗っていたママチャリと全然違う。
最近マクドナルドが頑張ってどんどん新築している、ちょっとおしゃれで居心地のいい24時間マックで、
たぶん外でのむチェーン店のコーヒーでは一番おいしいと思っているコーヒー飲みながら作業。
作業っていうのは、論文の手直しとか、溜まっている書評を書いたり、ブログを書いたり、そういうこと。
バンコクやソウルにいた時みたいに。
夜遅く、外のカフェで、作業。そういうのがすごく好きだったんだ。



福本 健一
主婦の友社
発売日:2011-10-01

最近とてもいい本を買った。
「早稲田競走部のおいしい寮めし」に関する本。

サブのコメントは、「くじけない心と身体をつくる」
飾ってなくて、家庭で普通に出てきそうな鉄板メニューたち。
ごはんて本当は、ここに書いてあるように、「食べると元気になるごはん」なんだなと思う。

私は全くお料理欲求がなく、少なくとも自分のために御飯を作るということは殆どしない。
自分がごはんを作ることで、こうなる、という目標や勝算みたいなものが全く見えなかったのです。
たとえば10分で作れるごはん、カロリーを抑えたダイエット食、おしゃれなフランス料理、的なものに全く興味を惹かれなかったのだけど、このアスリートたちに提供している元気のみなもとになる「寮ごはん」というもののアイデアにとても惹かれてしまい、予約購入してしまったのです。

盛り付けも綺麗なのだけど、過剰に綺麗じゃない。
たべものとしての存在感が全面にでている。
美味しそう、よりももっと、食欲を胃から刺激されるかんじ。こういうものをがっつり摂取したい、と思わされた。
今住んでいる寮はキッチンもないのでごはんもちゃんと作れないけれど、いつかこういうのを作って食べさせて、誰かを元気にするのを夢見させてくれる素敵な料理本だった。




今日もすっとばす。

R0015717
| | 11:36 | comments(0) | - |
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