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深夜のお散歩効果と映画。


7月は、深夜にたくさんお散歩をした月だった。
週末、恵比寿で大好きなうどんをたべ、梅酒や焼酎をたらふく飲み、新宿まで歩いて深夜のバルト9で大鹿村騒動記を見た。
折しも原田さんが亡くなったすぐあと。映画自体はとても趣味的な映画で、脚本もなにも、役者さんの存在感でごりごり魅せている。とにかく豪華でくせのつよい俳優さんたちを見るだけでも価値のある映画だと思った。

映画大鹿村騒動記


他にも7月終わりにはたくさん映画を観た。

まずはモナリザスマイル。7月はジェンダー関連の本もいくつか読んでいて、かつツイッターでも色々闘争に巻き込まれていた(というか火種を巻いた)ので、とても興味深かった。
この映画に出てくる女の子たちはみんなエリートのものすごい賢い女の子たちで、でも彼女たちがその知的能力を活かす場所は当時のアメリカ社会にはない。いい相手を見つけて結婚すること。それが幸せの在り方だっていう価値観の時代に生きている。

私は結婚という制度に対しての「あこがれ」はない。同棲願望や好きな人とずっと一緒にいたい願望はあるけれど、それをイコール「結婚願望」と言い換えるのにはすごく抵抗がある。上野千鶴子氏は「結婚」とは、「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって特定の異性に対して排他的に譲渡する契約」だといった。
私はむしろ、その「契約」が自分の身体の自由を前に如何に脆弱かを知っているから、結婚制度自体に憧れをもったりしないし、かつだからこそその契約をすること自体に抵抗もない。生涯、相手が一人でいいかと思うかどうかが大事なんだ。

生涯たった一人と添い遂げるという契約を、もっと拘束力のあるものにしたいのだったら、体に刺青を彫ると思う。
かつてウィノナの名前を彫ったジョニーディップみたいに。

人は自由だ。自ら拘束されたり、自ら従属したりする自由すらある。
それを他人が「おまえは自由じゃない!」って叫んでも、なんの意味も持たない。
だって自由を手放すことすら、自由なんだもん。

マイク・ニューウェル
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2009-11-04



ツイッターでいくつかお勧めをもらったが、やっぱり一番よかったのは私のリアル友達からのお勧めだ。
私は社会派の映画がとても好きだ。
この世の中には自分の知らないことがいっぱいあって、暗いことも汚い部分もふくめてものすごく豊かだと思うから、それを映画という表現で見るのは本当にうれしい。ハリーポッターみたいな完全なるファンタジーや「君に届け」みたいな人間の綺麗な瞬間を切り取った映画もも大好きだけど、私の知らない世界を考えさせてくれる映画をもっとたくさんみたいと思う。フローズンリバーはまさにそんな映画だった。

社会派の映画には、できれば最後には、一筋の救いがあってほしい。
どんなに底辺でも、どんなに悲しくても、救いのある映画がとても好きだ。

コートニー・ハント
角川映画
発売日:2010-12-10



以下二つの韓国映画。
「チェイサー」は設定自体は面白いのだけど、編集のせいか演出のせいか、映画としてのまとまりがあまりよくないように感じた。衝撃性だけが先行していて、表現としての味わいが足りない。
「オアシス」は最初から最後まで、抜け出せない閉そく感のようなものをずっと感じていた。とにかく衝撃的な設定だったし、主演二人の演技力も半端ない。こんなに社会の底辺を描いた映画を、大俳優つかって映画化できるところが韓国映画のすごいところだ。



イ・チャンドン
バンダイビジュアル
発売日:2004-12-23



最後に「君に届け」。私は三浦春馬のファンでもないし(むしろすごい大根役者だと思っている)、まったく期待せずにみていたのだけど、その予想をはるかに凌駕するよさだった。あとから気づいたら熊澤監督だ。通りで、微妙なセリフも、普通の演出だったら鳥肌が立ってしまうようなシチュエーションも、ちゃんと原作のマンガで感じられるくらいの胸キュンを再現させているはずだ。主演の二人も本当にはまり役で、わきを固める俳優陣もさすが。何よりもARATA演ずる先生役がとてもよかった。




月が昇って、その月が消えてなくなるまで10時間以上もずっと一緒にいて、それでもまだもの足りなかったら、それは恋してるからでしょう。

今宵の月
| | 17:27 | comments(0) | - |
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