CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
<< 心配の範囲(東北関東大震災によせて) | main | SAKURA, and the hopes in our hearts fashion the deepest prayers 1 >>
韓国で過ごした今年の春のまとめ


あの時地震の時、日本にいなかったから、なんだかとても自分が悪いことをしているような、自分がとても薄情である気がした。韓国は相変わらずとても活気があって雑然としていた。私が2006年から2007年まで住んでいたのは、どこも漢江の南で、今回は高麗大学に近い漢江より北の町で、漢江の南と北では雰囲気も街並みも人の感じも全然違うんだなあと感じた。

私が恋しく思うのはやっぱり東京という場所をベースにした想像のコミュニティ。記憶と記録がいっぱいつまった、人が織りなす環と、その人たちとの交流が行われた場だ。だから生まれた横浜よりも、過ごした時間の多い東京周辺の方が、自分が属している場所のような気がしている。私には地方に故郷がない。久里浜や三浦や三崎や、親族が住んでいて小さいころ毎年通っていた海や、そういうものを含めた首都圏の南にも郷愁を覚えるけど、そこには友達もいないし家もない。ただ記憶があるだけ。

韓国にいて、帰りたかったのは、そういう私の頭の中にだけ存在する環だった。




みんな、自分が痛いのでなければ、地震も原子力も、非日常のことを嫌いじゃないのだろう。煌々とNHKをつけっぱなしにして寝たことも、異常に早いツイッターを追っていたことも、会う人会う人に、会ったことのない家族を心配されることも。

でもそういう風にみんなが非日常を前のめりに生き生きと生きていることを俯瞰してどうなるのだろう、と思う。
いつもと違うから新しく考えることも、いつもと違うから新しくできることもたくさんあるのだ。




韓国では、研究調査、インタビューのほか、早稲田からの短期留学というプログラムの性質上、韓国語研修のクラスに出席する必要があったので、研究班(いわゆる7級)に入れてもらって、韓国語のクラスもとっていた。語学もある程度までいくと、こういう語学を学ぶ、という勉強方法よりも、語学を使って勉強する、というやり方に移らないと伸びない。私は如何にうまく使うか、というところを伸ばす必要があるので、今回の研修で語学力が伸びたとは正直思わないのだけど、研究班での韓国語研修の時間はとても楽しかった。海外で言語を習うってことはとても楽しい。

同じ班で、毎日何時間も同じ言語を学びつつ、同じ場所で同じ時間を過ごす、というのは非常に重要な場所だ。早稲田の日本語教育は、教科がレベル別で、自分のレベルに合わせてクラスが大分細かく分かれる。選択式なのはそれはそれで長所がたくさんあると思うけど、とにかく毎日同じ人たちと、4時間ずつ同じ言語を学習するっていうのは、それだけでちょっとした面白い経験だ。

今後の研究で、何かの言語を学ぶときに、4技能別やクラスごとにそれぞれレベル分けをし、生徒に選択させる方式(仮に早稲田形式と呼ぶ)、すべての学生をいくつかのレベルに分け、毎日一定時間週五回徹底的に今ージョン教育する形式(仮に韓国語学堂形式と呼ぶ)のどちらがどのような文化・社会的体験をしているか、というのは、研究テーマとしてとても面白いと思うのですが、日本語教育もしくは韓国語教育分野のみなさん、いかがでしょう?






めがね、むじげ(虹)
韓国で新しいめがねをつくった。度を今のよりちょっと強くして。私は目が相当悪い。でもいつも裸眼だ。これをかけると、30メートル先くらいまではクリアになって、私の眼とは違う世界が見える。
IMG_1479

高麗大学 正門から
毎日ここと閲覧室にいた。
IMG_1454

24時間空いている大学の閲覧室。みんな勉強してる。
IMG_1455


掃除の人たちが人権を守るためのデモ。いろんな大学でこの運動が盛り上がっている時だった。
IMG_1453

IMG_1477


飛行機から観た東京湾、あ、ここか、私が想定していた守るべきコミュニティの仮想場は。
토코완



JYJはあなたの青春を応援します
IMG_1478





私が死ぬなら桜の時期がいい。お葬式に来る人に、みちで桜の花びらをいっぱい拾っててきてもらって、棺桶をさくらでいっぱいにしてもやされたい。
| | 17:15 | comments(0) | - |
コメント
コメントする