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Learning Korean as a Common Language


高麗大学に来て4日目。
今回は短期韓国語プログラムに便乗してきているので、一日目はオリエンテーションとクラス分けテスト。
6級まで終えてること、能力試験の6級を持っていることが分かると、あなたはなんでまた来たの?と言われる。今回のプログラムで一番上級は4級(中上級)のテキストを使うクラスだった。韓国語語学センターの先生がいろいろ考慮してくれて、私は短期で、しかももう新学期が始まった途中なのにほかの先生たちに口をきいてくれて、「研究班」(6級以上の大学院進学を目指す人のクラス)参加させてもらえることになった。

研究班は楽しい。
やっぱり自分の実力よりちょっと上のレベルのクラスに入るのが一番勉強になる。
6級もそうだったけれど、韓国語の文法自体は5級くらいでほぼ終わるので、あとはどれだけ自然で複雑な表現をできるようになるか、というのが6級以上の目標。周りに自分よりうまい表現をできる人がいるのはさらに刺激になる。

以前、建国大学、ソウル大学で韓国語研修をしていたときも思ったことだけれど、語学の勉強はそれ自体がとても楽しいものだ。しかし状況によってその楽しさが半減したり倍になったりする。私が今回参加している早稲田の留学センターが斡旋してくれるプログラムは、「日本人のための韓国語講座」なるものなのだけど、やはりクラスに日本人だけだと、語学学習の面白さは半減する。私にとっての語学の面白さは、自分がどれだけできるようになるかというよりも、ひとつの教室という空間の中で、全く異なる第一言語と社会的・文化的・人生的背景を持つ人間が、同じ言語を学び、同じ言語でコミュニケーションをとる、という中にある。

ソウル大学の6級にいたときは、ほかの6級のクラスよりもかなり仲がいいといわれるクラスにいて、中国人(朝鮮族)や中国人(非朝鮮族)、ウズベキスタン人、イギリス人、エジプト人、カナダ人、タイ人がみんな一緒になって韓国語で会話し、毎日何時間も一緒の時間を過ごしていて、それは今思ってもなかなかあり得ない、とても貴重な経験だった。(アジア太平洋研究科との交換留学で行ったので、正直はじめは国際大学院の授業が目的で言ったのだけれど、後半になって自分にとっての重要性は反転した。)
6級くらいになると意思疎通には難がないし、社会問題にする討論も喧嘩も韓国語でできるようになる。かつ全員がネイティブではない、というのがポイントで、ロールモデルの韓国語がないから、自由に発言することができるのだ。(ネイティブの監視から離れた言語は自由になる。)


今日入った研究班は、クラスは5名で4人中国人、1人日本人だった。
周りに中国人がたくさんいる、という状況は、建国大学の時がまさにそれで、全級の9割以上が中国人という割合だった。その中でオンリーワン日本人でいることを、私は結構楽しんでいたりする。たくさん来ている中国人の子たちを観察するのは実はとても好き。当たり前だけど、中国人といっても一枚岩ではなく、その多様性と、でもどこかで持っている共通したけだるさみたいなものが、私はなんだか好きだ。あの全員がその保持量は違うにしても、どこかで必ず垣間見せるなげやり感、は一体なんだのだろうと思う。韓国で会う中国人の学生は、当然ながら私が日本で会った友達や北京の大学に所属する人達と全然違う。全国各地から韓国語研修(とその後の韓国の大学進学)という目的で集まる彼らが織りなす社会は、かなり見ごたえがある。話してることばの違いや、南北の微妙な非混じり合いも含めて。


私はやっぱり言葉で、その人の人生のいかほどのものが掬えるのか、ということに対して、興味があるんだなと思ってる。あとその言葉が、自分の中にどれくらい心地よく収まるか。


研究班にて韓国語、めちゃくちゃがんばろうと思ってる。この間ビョン教授と自分の研究テーマについて韓国語で話して、結構それなりに話せたので、年上の人とも学術的な内容についてちゃんと(礼儀正しく)話せるようになりたい。そして韓国語で論文が書けるように、その練習もしておきたいな。

ビョン先生との面談&御飯のときは、CIESでも会ったアメリカでPHDを取った韓国人の先輩や日本からの国費の修士課程学生を含めて、研究について3時間くらい議論した。おもしろかったけど、考える必要のあることがたくさんでてきてもう。あと2週間ちょっと、有意義に使わなきゃな、と思う。


IMG_1452

今高麗大学では、掃除を担当しているおばさんたちが、自分たちの給料や労働条件の改善を求めたデモと署名活動を行っている。学校のいたるところに、黄色やピンクの派手なキレに、黒い墨でメッセージが書かれたこんな横断幕が張られている。どうなるのか。ここはGLOBAL KU、民族大学、高麗大学校。



軍隊から帰ってきたひょんすとそっぐにも会った。ソウル大・早稲田・北京大のサマースクール(2008)で一緒だったゆににもあって、今日はすじんとご飯。こっちで留学している日本人学生とも2、3人会って、コネクションを広げている途中。明日はモンゴルのヤングリーダープログラムで一緒だったルーク社長が釜山から上京してくるので会う予定。

ソウルは寒くて、昼間にときどき雪が降ります。



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