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『ハリー・ポッターと死の秘宝』鑑賞記録


金曜日のハリーポッター公開初日。レイトショーで観に行って来た。
映画の感想としては、まず3Dにするといって、結局3Dにせずによかったと思う。3Dは眼鏡をつかって映画を見る人にはとても疲れる。それほどアクションが多い訳でもないので、3Dしてダイナミックにするメリットもそれほどなかった。今回の映画は、今まで以上に原作の流れに非常に忠実で、死の秘宝の丁度半分くらいをまとめたもの。当然物語は完結していないので、来年の7月まで一体どうなるんだ!と待たなければならない。(公式トレーラーにでてくる場面の半分以上は来年に持ち越しだ。)

Harry Potter and the Deathly HallowsHarry Potter and the Deathly Hallows

私は翻訳版を読んだことがないので、翻訳版について語る資格はないが、英語の原作は比較的読みやすいので、翻訳に違和感があれば原作から始めるのがいいと思う。ただし、どの本も分厚いのでものすごく時間がかかる。(私は通学電車の中で読んでいて、2、3週間かかった。しかも途中忘れてしまって読み返したりしているので)それでもハリーポッターが好きだと思うなら、原作にチャレンジしてみるのをおすすめ。

その際に、「英語で楽しく読める本」のシリーズはとても有用。章ごとに単語リストがのっていて、比較的難解な動詞や重要名詞、この本に特有の言葉の説明、章に初めて出てくる登場人物の説明などものっていて、途中からシリーズを読みはじめても追いつけるようにできている。ほかにも、イギリスでよく使われる慣用句の魔法界バージョンなどの説明はとても面白い。もちろん読みながら自分で気づけるようになれば、もっと面白いし、モチベーションもあがるのだけど、はじめはこれをみてなるほど、魔法界ではそういうアレンジをするのね、というのを学び、後で似たような言葉が出て来たときに、自分で推測できるようになる。またコラムも面白くて、イギリスでの結婚式のしきたりや、飲酒シーンがあるので飲酒にまつわる複雑な法律上の年齢制限の説明などがあって、イギリス文化の一端をかいま見ることもできる。(UFO目撃談のようなものは必要ないと、思ったが。。。)

ハリー・ポッター大事典II ~1巻から7巻までを読むために~ハリー・ポッター大事典II ~1巻から7巻までを読むために~

「ハリー・ポッター」Vol.7が英語で楽しく読める本「ハリー・ポッター」Vol.7が英語で楽しく読める本

このホグワーツ城は今アマゾンで14000円。今年のクリスマスプレゼントは、これかな。

レゴ ハリーポッター ホグワーツ城レゴ ハリーポッター ホグワーツ城



(以下ネタばれがあるので、映画を見ていない人は見終わった後にどうぞ。)
原作を読んでから観に行く人が多いと思うので分かっていて観に行くのだと思うけれど、今回はホグワーツ魔法学校でのシーンもなく、「学校と仲間たち」というわくわくの青春要素が完全に抜け落ちている。ハリーポッターシリーズの魅力の一つは、間違いなくこのホグワーツの中の学校生活模様だったので、その点でもの足りなく感じる部分もあるだろう。だからこそ、限られた主要メンバーが出て来て、学校にもいけず、家も捨てて逃げ回るハリーたちの旅は、観ている方にも最初から孤独感溢れる旅に感じられる。

ファンサイトでもよく指摘されている部分だけれど、ハリーポッターの魅力は、ハリーがヒーローっぽくないことだ。明らかにヒーローの地位にいるのに、ヒーローになるには不器用で、カリスマ性もそれほどなく、自己中心的。そして長い間「選ばれた」子どもとして扱われていたせいで、みんなが自分のために戦ってくれると思い込んで、勝手に気負ってしまい、自分一人が頑張ろうとする節がある。実際にはこれはハリーだけでどうにかなる問題ではなくて、魔法界、マグル界も含めた世界全体が危機に瀕していて、全員の明暗がかかっている。ハリーはそのキーパーソンにすぎないのに、ハリー自身のモチベーションはあくまでも自分の殺された家族への愛情とヴォルデモードへの怨みにある。

今回も、一人で無謀にもでかけようとしたハリーを、みんながお前だけのために戦っていると思ってるのか?ってロンが止めるシーンがあったけれど、今回のロンの活躍ぶりは素晴らしかった。ここぞというポイントでいい働きをするロン。最終的にハーマイオニーがロンを選ぶのも、テントの中でハリーと二人で踊っているときにハリーにどきどきしないのも、女の子の観ているポイントをよく表していると思った。

ハリー+ロン+ハーマイオニーの孤独な三人旅は、原作でも本当に長く、孤独で、いつになったら終わるんだろうと感じられた。魔法省は敵の陣地に乗り込んでいくようなものだし、ルーナの実家は明らかに悪い予感がするし、移動するたびにドキドキさせられた。最終的にマルフォイ家の人さらいに捕まるところでは、結末を知っているくせに慌てた。相変わらず、俳優、演出、セッティング全部含めて、映画の完成度はとても高いと思った。

今回はかなり原作に忠実といえど、もう少し描いてほしかったのは、
1、ダンブルドアの過去の部分、The greater goodの話。もしかしたらパート2で説明されるのかもしれないし、分かりにくいから割愛されたのかもしれない。ダンブルドアゲイ疑惑も、おそらく割愛されるのだろう。
2、映画の始まりの方にあった、ダドリーとの別れの場面。映画でも今まで悪者役だったダドリーが、最後にハリーの寄せる感情は結構感動的だったので。
3、マグルの疑いをかけられた魔女を助け、ホークラックスのペンダントを奪い取る場面をもう少し丁寧にどきどきさせてほしかった。割とあっけなく奪い取れた感があるし、魔法省から逃げ出すときも、もう少し緊張感があっても良かった。

面白かったのは、ルーナのお父さんの家で、死の秘宝の謎を3人が知るとき。
3人で入ったロンドンのカフェで、ハーマイオニーがカプチーノを頼み、マグルの世界をあまり知らないロンとハリーが戸惑った後に同じものを、というシーン。
そしてハーマイオニー、っていうかエマ・ワトソンがとても細くなって、完全に女の体になっていた。6まではまだ、少し幼さがあったのにな。




土曜日。朝から体調が悪くて、家でぐずぐずしたあと研究室に行って、スイス・デンマーク帰りのクリスと会った。ついこの間、3週間くらい行ってくるね、といってたはずなのに、もうそんなに時間が経ったのか、私は何を成し遂げたか、と思いながら旅行のことを話していた。

そして夜はガーディアン同窓会だった。現役もいないし、同期も殆どこなかったけど、何人か懐かしい人と会った。そして一休のおばちゃんは相変わらず元気そうで良かった。乳がんで5回も手術をして、なくなったほうともうひとつ残った方のおっぱいを何度も触らせてくれた。卒業生何人も送り出しているのに、ガーディアンと言えばちゃんと顔を覚えていてくれて、すごいなあと思う。これからもずっと一休は変わらないお店でいてほしい。私たち学生が、こうやって社会人になって、おばちゃんに会いに戻っていくからね。

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