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ユリイカ

R0011563

魔のゴールデンウィーク。

5月1日。
夜、くろかわなるきとみーちとなちととーまと会った。
アライブの2個下の後輩の男の子たち。

5月2日から3日の朝にかけて。
昨日は上田が東京にきていたので、なぜかまだ日本にいる長谷と、也寸志家で朝までオールした。
ガーディアン65期。


アライブは、結成した一年目に完全燃焼してしまった感があって、
そのあとあんまり熱心に行かなくなってしまった。
新しい子たちが入ってきて、すこしずつ小さな派閥のようなものができて、
いつのまにか勝手に居心地が悪くなってしまったんだ。
今思っても、アライブとガーディアンって、サークルの雰囲気も、中にいる人たちも、
絵に描いたように正反対の人種だったと思う。
それぞれのサークルに属するどの人をとっても、お互いに交わりそうにない。
ガーディアンは武骨で、あほで、無鉄砲で、ださくて、情熱的で、情けなくて、
なんかみんな嘘ばっかりついてる。
でもみんな天才だった。秀才じゃなくて天才。
あんな人たちにはふつうの俗世界ではあわない。
学生時代、おそらく世間的には「早稲田的」といわれるであろう非常識的なおもしろい、と呼ばれる価値観で、
あんなに意味わからないことを一生懸命やっていたし、
そこについていけなかった人はどんどん脱退していったのだ。
嘘と勢いで塗り固められた中のほうで、どろどろどろどろいろんな人間感情が渦巻いていて、
でもそれをノリで乗り越える人たちの集まり。

一方でアライブは、まっすぐで、優しくて、人間的で、日本的な意味でナイーブで、初々しくて、
微妙な距離感があって、人間の汚い部分とかを割と素直にさらけだす人たちがいっぱいいた。
人に対しても、物に対しても、奇麗なことは奇麗、って言ってほめて認める環境があって、
たぶんみんな屈折した部分があるからこそ、そう言っていたのだろうけど、
さらに屈折している私は奇麗なものを奇麗といえなかった。
一方でアライブのそのみんなが共有しているナイーブさというのにはすごく共感していて、
傷つきやすいところを隠していないところはすごく素敵だと思っていた。
みんながナイーブだってことを知っているからこそリスペクトしていたし、
距離を置きながらも近づこうとしていたし、
初々しい気持ちを保っていられたんだと思う。
少なくとも私にとってはそうだった。


当然、両方のサークルにおける私の評価もだいぶ違う。
どこまで何を話せるか、何を共有できるかもまったくちがう。
アライブで言えることが、ガーディアンでは言えなかったりする。
ガーディアンではできることが、アライブではできない。

私は大学時代、いろんなところに顔を出していて、
ほかにも叛頭脳という映画サークルや、一瞬だけ参加したかくれんぼ同窓会、
恋人がいた関係でよく顔を出していたバンドサークルなどもあった。
新しい映画のサークルなんかも作ったりしてた。
(それでその時期結局早稲田にある映画の専門学校も行ったりした。)
でもアライブとガーディアンは、私が早稲田の学部時代にすごした中でも、
間違いなく一番時間を費やしたサークルだし、自分の人生に影響を与えたという点では、
ほかの場所はこの二つに全然かなわないと思う。

このゴールデンウィークに本当にたまたま、くろかわなるきがアライブ3期の男子会になぜか呼んでくれて、
本当にたまたま、上田が取れた休みを使って東京にくるっていうから也寸志が電話してきてた。
偶然はたまたまじゃなくて、神様のレシピの一つだと思う。
(「かみさま」なんていると信じていないけど、運命的なものを総称して神様ということにして)



最近あんまりおなかがすかないんだけど、大人なんだから、一人だったらなにも食べるきがしない、
なんて言い訳してもしょうがないので、吐いてでも食べることにする。


メディアファクトリー
発売日:2002-02-22

家にあったDVDを手放すことになったので、久しぶりに見てみました。
一回目みたときは特にいいと思わなかった。カメラの長まわしも気になるし、2,3年前に見たときは、監督の自意識過剰が見えて、なかなか感動できなかった。

それから少し年を取って見てみると、もしかすると時間の感覚が変わったのだろうか、あの時は無駄だと思っていた長まわしが気にならない。むしろ、あの映画に出てくる彼らの時間感覚に本当に沿う気でいるなら、もっと長くてもいいと思うくらいでした。


何度も言われていることですが、やっぱりカメラワークが最高だと思う。遠く上から歩く彼ら(2人だったり、4にんだったり)を見渡すように撮るシーンがいくつかあって、それをみると、彼らと世界がつながっているんだなと思うし、彼らのおかれている孤立した状況をまざまざと実感する。

監督の青山真治は、大学中に蓮實重彦に習っているんだね。蓮實重彦は彼のHelplessをすごく絶賛していて、それに対して浅田彰がユリイカのほうが傑作だ、みたいなことを言っていたけど、私はどっちも傑作だと思います。

青山監督って、Helplessとこれくらいしか見ていないけれど、最近どんな作品を撮っているんだろう。ネットで探してみたけれど、いまいち見たいと思う作品がなかった。



このDVDには、特典映像で舞台挨拶が入っているのですが、
でてくる役者さんがみんな「もっと宣伝してください」というメッセージばかりいっていて、舞台挨拶ってそんなに行ったことがないのでわからないけど、せっかく徹夜できてくれているお客さんたちに話すことがそれだけなのはすごく残念。
この映画にかける想いとか、撮影中のエピソードとか、そういうのを知りたいんだよね。みんなは。

そこでは、あおいちゃんとお兄ちゃんの将くんが舞台の上でこそこそ話し合っているのが可愛かった。将くんはいい役者さんだと思ったけれど、彼のでてくる映画をこれ以外みたことがない。あおいちゃんはこれで女優賞もとって、それから今までずっともてはやされているけど、その違いはなんだったんだろう。と思いました。




ユリイカってみつけた!って意味なんだってね。
| | 16:17 | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2010/05/05 11:46 PM |
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